キャッシングの返済を遅延するとどうなりますか?

借金は返済しなければなりません。当然のことです。しかし、不可抗力や過失で返済が遅延してしまうことがあるかもしれませんね。遅延すると、どうなるのでしょうか?1日くらいとか、1回くらいなどと甘く考えていると、後で大変なことになるかもしれません。

キャッシングの契約を結ぶときの約款を見てもらえば分かりますが、遅延すると延滞料金が発生します。返済が遅れれば遅れるだけ利子もかさんできます。また、延滞金の金利は契約時のキャッシングの金利よりもかなり高いのが普通です。

遅れても返済すれば全て大丈夫なんて思っていませんか?おおらかな金融機関なら許してくれるかもしれませんが、今の時代、そんなノンビリした金融機関はありません。仮に数日の遅延で返済しても、遅延は遅延として記録されてしまいます。

日本の金融機関は、何らかの個人信用情報機関に登録していて、遅延者はその経歴が残ってしまいます。そうすると他の金融機関でローンを組もうとした場合、遅延があった人は、信用度が落ちて、ローン審査に通らなかったり、貸付限度額が抑えられたり、金利が高くなったりするリスクがあります。また、最悪の場合は、審査に通らないこともあります。

お金を貸す側も、信用できる相手なら安心して貸せますが、遅延記録の残っている相手には二の足を踏んでしまいます。遅延したときは、とにかく直ぐに相手の金融機関に電話して理由を説明し謝罪し誠意を示しましょう。誠意が通じて納得できる理由があれば、最悪の事態は免れるかもしれません。基本は、キャッシングは計画的にして、返済も計画的にすることです。

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