キャッシングの利子の計算てどうなってるの?

キャッシングには金利が設定されており、その金利で計算された利子が発生し、元本に上乗せされていきます。金利の上限は、利息制限法という法律で決められており、消費者金融などは、これを遵守しなければなりません。具体的には、利用限度額が10万円未満で20パーセント、10万円以上100万円未満で18パーセント、100万円以上で15パーセントが金利の上限となります。

2010年4月までは、貸金業法という法律の上限金利が29.2パーセントだったため、サラ金などがこの金利で貸し付けをおこなっていました。この2つの法律の金利差をグレーゾーン金利と呼んでいました。このグレーゾーン金利のおかげで、利用者の払い過ぎが問題となり、過払い請求が多数発生しました。現在は法律が改正され、グレーゾーン金利は存在していません。

これらの金利は、年利なので1年間にかかる利率なので、仮に100万円の借金を金利10パーセントでキャッシングすれば、1年間で10万円の利子が発生することになります。10万円を365で割れば1日あたりの利子が算出できます。

実際に、毎月支払っている金額のうち、何円が利子で何円が元金なのかは、返済方法により計算方法がちがってくるので、素人が計算するのは、なかなか難しいようです。われわれ素人が契約時にすぐに分かるのは金利と貸し付け限度額ですから、もし金利が20パーセントを超えているようなら、違法な貸し付けと言えるので、十分注意してください。

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