キャッシングのリボ払いと分割払いの違い知ってますか

キャッシングの返済方法は、「一括払い」「分割払い」「リボ払い(リボルビング払い)」の3種類があります。「一括払い」は、元金と利息を一括で全額返すという方法で、残高によっては、支払金額も多く大変ですが、支払総額は利息の分が少なくなるので、総額は少なく抑えることができます。

「分割払い」は、元金に利息を合わせたものを均等に支払い回数で割って返済するもので、返済回数が多いと支払う利息も多くなりますが、毎月の支払額を抑えることが可能です。
「リボ払い」は、分割払いとの違いがわからない人が多いと思いますが、リボ払いには6つの方法があります。

1つ目は、「元金定額リボ払い」という定額方式のもので、一定額の元金と元金残高にかかる利息分を毎月支払う方式で、返済額は毎月少しずつ減っていきます。

2つ目は、「元利定額リボ払い」という定額方式のもので、毎月一定額を返済し、返済額から残高に応じた利息を引いた額が元金の返済額となります。元金の減少にともない利息額が減るので、毎月元金の返済にあてられる額が増加します。しかし、返済額の設定を低くすると返済額のほとんどが利息返済にまわり元金があまり減らないという欠点があります。

3つ目は、「元金定率リボ払い」という定率方式のもので、返済日の残高に定率を乗じた額に、残高に応じた利息を加えて支払います。

4つ目は、「元利定率リボ払い」という定率方式のもので、返済費の残高に応じた利息を加え、定率を乗じた額を返済するものです。

5つ目は、「残高スライド定額方式」という残高スライド方式のもので、返済日の残高のレベルに準じて返済額が決まります。

6つ目は、「残高スライド定率方式」という残高スライド方式のもので、返済日の残高のレベルに準じて返済率が決まります。

残高スライド定額方式が一般的に利用されている返済方式です。このように返済方式にはいろいろな種類があるので、契約時に良く説明を受けて利用することが大切です。

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