自営業でもお金を借りれるか、できるとしたら限度額はいくらか

自営業で一番困るのは、資金繰りではないでしょうか?開業して何年も経過していれば、ある程度の信用や取引銀行もあり、困らない自営業者もいると思いますが、開業して1年未満だと年商も見込みでしか出せず困りますよね。

運転資金だけではなく、住宅ローンやクレジットカードの審査も通らないことがあります。特に住宅ローンの場合、サラリーマンでも年収が400万円くらいないとなかなか通りません。年収が安定しているサラリーマンでさえこのような状態ですから、自営業ではいっそう厳しいと言えます。金融機関から自営業者の社会的信用度は低く見られているということです。

では、全く融資してくれる金融機関がないかと言えば、そうでもありません。一般に、銀行のフリーローンとか消費者金融からだと、お金を借りることができる場合があります。消費者金融は昔のサラ金のことですから、抵抗がある方は、まず銀行のフリーローンを申し込むことをお奨めします。

銀行のフリーローンであれば、年収の3分の1という限度額の規制はありません。各銀行それぞれの限度額で審査され融資の可否と限度額、金利が決められます。金利は、融資限度額などによって3パーセント台から15パーセントくらいの間で決定されます。ただ、銀行のフリーローンは、審査がやや厳しいので他社からの残債があると審査が通らないことがあります。

一方、消費者金融は、年収の3分の1までという規制があるので、何らかの手段で年収または、見込み年収額をはじき出す必要がありますが、それは各社それぞれの方法と審査基準があるので、一概には言えません。ただ、銀行よりは、はるかに審査はユルいです。また、適用される金利も業者によって、かなり幅があるので、1社だけで審査を受けるのではなく、2社以上の審査を受けてみた方が良いと思います。

自分が自営業だからといって諦めずに、粘り強く融資してくれる金融機関を探してみてください。

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